そんな悲しいことは言わないで下さい
私の事をいつも心配して下さるタツノオトシゴさん
本名は阿部さんといいます
私達親子が神戸在住中 奈々を連れてよく阿部さんのお宅にお邪魔し 奥様の手料理をごちそうになったり 本当に家族ぐるみのお付き合いをして下さるお優しい方
でも 私が先日体調を壊した時も 元気に回復しました時もいつもならすぐにメールを下さるのに 今回は何の連絡もありませんでした
私は胸騒ぎがして直ぐにお電話をしましたが、繋がりません
留守電にメッセージを入れましたら後に阿部さんから着信がありましたので直ぐに折り返しお電話をしました
もしもし 阿部さん?
すると少しお元気はありませんでしたが阿部さんの はい というお声
阿部さん 心配していました どうかされたのですか そう問いましたら
実は心配停止で自宅で倒れ 救急搬送され 先日まで入院していた 死んでたんだよ
そうおっしゃりました
私は胸が痛くなるくらいびっくりしましたが 阿部さんは もう年だからね と淡々とお話されました
その時私はふと父を思い出しました
お父さん 長生きしてね これからもいっぱい山登りしようね そう言いましたら 山か…そう言いながら寂しそうな顔をした父
その一瞬と阿部さんのお言葉がダブります
高齢になると どの様な気持ちになっていくのか今の私にはわかりません
でも 希望が欲しい 死ぬなんて言って欲しくないです 私が我が儘を言っているのはよくわかりますが どうか死なないで下さい いつまでもお元気で 野球やだんじりに行った時のお写真を また送って来て欲しい..
でもいつか 私の今の気持ちを我が子達も持つのでしょうね
そして 死ぬなんて言わないで お母さん
そう言うのでしょうね
こうして人は人生の歩みの中で 色々経験し いつか人生の最終章を迎えるのですね
今度神戸に出向きました時は 阿部さんにお元気になられるおまじないを山ほどかけて 若返って頂こう
今はそれしか思い浮かびません
小さかった奈々を可愛がって頂き
いつも優しい言葉をおかけ下さり
本当にいつも感謝しております 阿部さん
またご一緒出来るランチを心より楽しみにしています
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