リサイクル業者の罠
私は京都の実家の固定電話を 私の携帯電話に転送出来る様に設定しています
そしてその京都の実家に頻繁にかかってくる電話があります
それは大阪のリサイクル業者と名乗る電話でした
開口一番
何でも引き取ります
です
あまりしつこく業者からお電話がかかってきますので 母の婚礼ダンスが3棹ありますが 引き取れますか?と問いましたら
いいですよ~
引き取りま~す
と軽い返事
大きなタンスですよ
トラックで来るの?
そう問いましたら
そうですよ~
と また軽い返事
私は声を1オクターブ落とし 相手が大阪人ですので私も大阪弁で
ほんまに引き取るんやな?
もし 引き取れへん事になったらどうするんや?
と問いますと
そんな事あらへん 必ず買い取りますよ
と 強く言いますので 父の月命日にあわせて その業者を呼ぶ事にしました
約束の当日
やはり婚礼ダンスを引き取ると言ったのに 乗ってきました車は、K-ワゴン
業者は、とりあえず タンスを見せて下さいと言いながら 実家に上がり込み 母親のタンスを見るなり こんな大きなもん 無理
そう言いながら 部屋中を物色し始め
父のライカのカメラや 年代物のブランデーを指差し これやったら勉強して引き取りますよ
後 貴金属もある?
と実家に金目の物かあると勘違いしたのか 本来の目的の貴金属の話ばかりし始めます
あるならすぐ買い取ると言い出し とっさに横にいた私の長女が
貴金属は全て処分しましたと言ってくれました すると業者はさっと顔色を変え 帰り支度をし始めます
私は ちょっと待ちなさい
リサイクルする物は何でも持って帰ると言ったでしょうと?問い 準備した品物を見せましたら 見ようともせず 逃げるように帰って行きました
リサイクル品を引き取るというのは 完全に嘘 リサイクルという言葉はその自宅へ上がり込み 物色するのに一番騙しやすい言葉だという事が分かりました
きちんと鑑定し 引き取って下さる業者に紛れて 目欲しい物はないか物色目的で上がり込む自称業者が居るのです
安易に見知らぬ他人をご自宅に上げないよう 特に二人組の業者には、お気をつけ下さい
幸い 母親のタンスは大工さんが自宅で解体 処分して下さり、お部屋は片づきました
大阪からわざわざ京都に来るのもおかしいと思いました
本日はこの事が気になっていましたので ブログにアップ致しました
この記事へのコメントはありません。