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明日 明後日の営業

明後日 6月29日は父が亡くなって丁度4年目の日となります
4年前の今日 つまり亡くなる数日前の夜

私は父に話しかけていました

もう腎機能も殆どしていなくて 意識もあったりなかったりの父

あんなにしっかりしていた手足は細くなり 私は信じたくないと心の中で叫んでいました お父さんと呼ぶと 私の声を一生懸命拾おうとしてくれていて 私の声はずっと聞こえてくれていると確信し

ていました

[お父さんは間違っていたのよ]

私は父にそう話しました と前にもブログに書いています

残念だったのは 父は父親としては素晴らしい人でしたが 夫としては口うるさい愚妻を甘やかす失格者であったかも知れません

ご近所の皆様も あなたのお父さんは本当はもっと長生きできたのにね と愚妻の我が儘に振り回されていた亡き父の姿を思い出しておられました

でも父はそれで幸せだった様です

夫婦には夫婦にしか分からない事があるのですね

周りから観ておかしい事であっても 夫婦にとりましたら普通の事

父は ずっと前からこの愚妻の面倒は生涯みていこうと決めていたのです

父は人生の途中で自分が一度決めた事を辛いからと言って投げ出さなかったのです

でも私なら やはり我が子を守ります

配偶者が 我が子に対して虐待を止めないのなら離婚をして 我が子を守ります 父は私が母親からネグレクトを受けているのを知っていました 

でもそれを注意出来なかった

それが罪となり 父の人生の最終章に 結果として出てきてしまったのです

どこかで 母親の私に対する虐待を見て見ぬふりをしていた父を観て 私は理解できない部分がありました

4年経った今でも父の本心が一部分からないままです それはきっと父と話せていなかったからだと思います

今でも 父に会いたい 話したい

その気持ちは薄れる事無く私にまとわりついたままです

温かな父親と氷河の様な母親 その夫婦の間に生まれ育ちました私は 生きていく上で試練と苦悩が多く 特に一番多く湧きました感情は 絶望でした

私は この豊かな日本で ろくに食事も与えてもらえず 母親に守ってもらえず自力で育っています

だから今も誰にも頼らず 生きていけているのだと思います

やはり私はある意味 両親に感謝をしなくてはいけないのですね

両親に というところがまだまだ難しいですが 自分の欠損している心の部分を修復する意味でも 両親に対し 感謝の気持ちを持てる様 過去の苦悩を流す努力をします

前置きが長くなり過ぎ 申し訳ございません

29日は早朝から京都の実家にお坊様がお経を唱えにお越し下さります

その準備があり 明日お昼までには実家へ帰らないといけませんので 明日明後日の大須のお店はお休みとなります

皆様には大変ご迷惑をおかけし 誠に申し訳ございません

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